自然な医療用かつら・医療用ウィッグ専門店an
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「医療用ウィッグを使いたいけれど、頭が大きいから合うサイズのものがなさそう……」と悩む方も少なくないようです。
また、「ウィッグをつけると、頭が大きく見えてしまう」という理由から、ウィッグの購入を諦めてしまったという経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
頭の大きさに関する悩みは、ウィッグの選び方を見直すことで解決できることが多くあります。
ここでは、頭の大きさを理由に医療用ウィッグの購入を諦めようとしている方に、頭が小さく見えるウィッグの選び方をご紹介します。
頭囲55〜57cmを超える場合は大きめウィッグを
頭が大きくて合うサイズがなさそうだとお悩みの方は、自分の頭囲を計測してみることから始めましょう。
頭囲とは、眉頭から1cm上の所を水平に通るラインのこと。
巻き尺やひもなどを使って、このラインの長さを正確に測ります。
通常、ウィッグのサイズは頭囲54〜58cm程度。頭囲が58cmを超えている場合は、「大きめサイズ」のウィッグの検討をおすすめします。
また、同じサイズのウィッグでもメーカーによって大きさに違いあるので、一度の試着でサイズが合わなかった場合でも、諦めずに自分に合うサイズのウィッグを探してみるとよいでしょう。
複数のウィッグを試着して、着用感を試しながら自分にフィットするウィッグを見つけましょう。
地毛をまとめる際のひと工夫でボリューム対策
特に頭が大きいという訳ではないのに「ウィッグをかぶると頭が大きく見えて、不自然な印象になってしまう」という方もいるでしょう。
このような場合、ウィッグの装着前に髪をまとめる際、地毛が頭頂部に集まりすぎていたり、ウィッグが頭頂部にフィットしておらず、少し浮いた状態になってしまっていることから、頭頂部にボリュームが出過ぎてしまっているということが考えられます。
頭頂部のボリュームを抑えるために、ひとつ工夫を加えるとよいでしょう。
まず、ヘアネットで地毛をまとめる際に、後頭部に髪を集めるようにします。
後頭部が少し膨らんだ状態になりますが、ネットの上からそのふくらみを少しもみほぐすなどして、なるべく平らになるようにします。
また、ウィッグ用ネットよりタイトなキャップタイプのインナーキャップなどをかぶるのも効果的です。
ウィッグの浮きをおさえて自然なスタイルに
ウィッグが浮いた状態で着用することも、不自然なボリュームが出てしまう原因になります。
ウィッグを後方下向きに引っ張ることで、頭頂部の浮きは解消できます。ウィッグを下方向に引っ張った状態のまま、後頭部のウィッグの毛をかき分けて、ウィッグのベース部分と地毛をピンで留めましょう。
地毛をできるだけタイトにまとめてしっかりと固定し、地毛とウィッグの間に隙間があかないようにすることで、頭頂部のボリュームが抑えられ、ウィッグを使った自然なヘアスタイルが実現できるのです。
それでもボリュームが気になるという人は、カチューシャなどのヘアアクセサリーを使うのがおすすめです。
アクセサリーに視線が集めることで、ウィッグのボリューム感から目を眼を逸らすことができるのです。
ウィッグは自分に合ったサイズのものを正しく装着すれば、頭が不自然に大きく見えてしまうということはありません。
頭の大きさで悩んでいたという方は、一度ウィッグのサイズや装着方法を見直してみてください。自分にぴったりのウィッグを使って、好きなヘアスタイルを思う存分楽しみましょう。