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ウィッグユーザーから挙がる不満の声の中で、一番よく聞かれるものが「蒸れて暑い」というものです。特に夏季におけるウィッグ着用では、暑さと汗で着用時の不快感が最高潮に達してしまいます。
夏の暑い時期はもちろん、通年気になるウィッグの蒸れ、汗対策にはどのような方法があるのでしょうか? ウィッグをかぶることの効果と合わせてご紹介します。
夏場だって快適に着用したい! ウィッグの暑さ対策
薄着になる夏は、頭だって涼しく快適でいたいですよね。夏場のウィッグ着用は、「蒸れ」、「暑さ」、「汗」といったトラブルが続出なので、できるだけ避けたいものですが、着用しないわけにはいきません。ウィッグ着用時にできる、暑さ対策にはどのようなものがあるのでしょうか?
・保冷剤を活用
ウィッグをかぶる前の段階で、頭に保冷剤を仕込んでおくというテクニックがあります。洋菓子などに付いてくる小さいタイプの保冷剤や、発熱時に使う保冷シートなどを、地毛をまとめた後のネットに入れてしまうのです。
頭全体がひんやりと冷やされて、不快感がグッと減るこの方法。ネットに入れることで見た目の不自然さがでることがあるものの、簡単にできるおすすめの暑さ対策です。
・日中になったら外してもう一度装着する
朝着けたウィッグを夜までかぶりっぱなしにすることなく、途中で外して風を通すことも、暑さ対策の上では大きな効果を持っています。
ウィッグを一度外すことで、ウィッグ内に溜まった蒸れた空気を放出し、熱を持った頭皮を冷やす効果があります。何より、蒸れに蒸れたウィッグを外した瞬間のスッキリ感は、一度味わうと病みつきになってしまうほどです。
・屋外では日傘併用も効果あり
直射日光を浴びることで、ウィッグの不快指数も上昇します。また、ウィッグの毛も傷みやすくなる恐れがあるため、屋外ではできるだけ日陰で過ごしたり、日傘を併用したりするなどして、日光を避けるようにしましょう。
汗とニオイが気になるウィッグ。常に清潔に!
暑さに蒸れたウィッグを着用し続けることで、ウィッグにニオイが発生する場合があります。ニオイは着用者自身にとって不快なだけでなく、周囲への影響も気になるものです。汗や蒸れが発生しやすい夏場は特に、ウィッグを清潔に保つように心掛けましょう。
着用後のウィッグは専用のシャンプーとコンディショナーでケアし、しっかりと乾燥させます。着用した後のこのひと手間で、ウィッグに雑菌が繁殖することを防ぎ、不快なニオイを予防することができるのです。
もちろん、ウィッグだけでなく着用する側の頭皮も清潔に保つことが重要です。夏の暑い時期には、頭皮を念入りにシャンプーするようにしましょう。
実は頭皮を守る効果もある、夏場のウィッグ着用
不快感の大きい夏場のウィッグ着用ですが、実は着けておくことで大きなメリットが得られます。それが、頭皮の紫外線対策です。
晴天時はもちろん、曇りの日や雨の日も休みなく降り注ぐ紫外線は、肌や髪に悪影響を与える原因となりかねません。それだけでなく、頭皮にも刺激を与えてしまいます。
紫外線による刺激は、毛髪においては枝毛やパサつきの原因となり、頭皮においては紫外線により乾燥することで皮膚が老化し、白髪や薄毛の一因となることも。紫外線の害からできる限り髪と地肌を守る意味でも、ウィッグの着用は効果を持っているのです。
不快感の大きい夏場のウィッグ着用ですが、工夫次第で快適さを追求することは可能です。紫外線対策の上でもウィッグは効果的なので、ちょっとした工夫をしながら、少しでも気持ちよく着用しましょう。