自然な医療用かつら・医療用ウィッグ専門店an
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抗がん剤治療を受けるにあたり、特に女性にとって不安が大きいのが見た目の問題。
「脱毛」などの外見の変化が大きくなる治療では、精神的なダメージが大きく、人に会うのが億劫になったり、必要以上に寝込んでしまったりといったケースもあるのです。
とはいえ、必要以上に落ち込んでしまっては、病と闘う気力も削がれてしまいます。
抗がん剤治療中も、ヘアスタイルやメイクなどによって、「自分らしさ」を取り戻すことができます。
今回は、抗がん剤治療中のメイク方法について、ご提案いたします。
しっかり保湿で「いきいきしたツヤ肌」を演出!
抗がん剤治療中は、どうしても肌が乾燥してしまうケースが多いようです。
乾燥によって、くすみや目の下のクマが発生してしまうこともあるので、メイク前のスキンケアでは「しっかり保湿」を心掛けましょう。
肌に合う、低刺激のコスメでしっかりと保湿ケアを行ったら、保湿効果のある下地を塗ってからファンデーションを塗ります。
顔全体のくすみが気になる場合には、ピンクベージュ系の色がついた下地を用いるのがおすすめです。
また、目の周りの黒っぽいクマは、オレンジ系のコンシーラーでしっかりカバーしておきましょう。
ファンデーションもパウダリーだけで手軽に済ますことなく、保湿効果の高いリキッドやクリーム状のファンデーションを選べば、しっとり潤ったツヤ肌が完成します。
脱毛してしまっても、アイメイクをあきらめないで!
抗がん剤治療に際して、頭皮の脱毛にはウィッグや帽子、スカーフなどを用意するなど、しっかり備えていても、眉やまつげの脱毛に関してはまったく覚悟がなかったという女性も多いようです。
眉毛やまつげがなくなると、想像以上に顔立ちに変化が生じてしまうもの。
眉毛がなくなると無表情に見えてしまいがちですし、いつも以上に目の輪郭が曖昧になり、目を小さく見せてしまうのです。
こうした顔立ちの変化を人に見せることを嫌って、サングラスやマスクでお顔を隠してしまう女性も多いようですが、それでは根本的な解決になりません。
アイメイクを諦めることなく、積極的にメイクで脱毛をカバーすることで、表情もいきいき、気持ちも上向きにすることができるでしょう。
「毛のない部分に一から眉毛を描くなんて無理!」と思われるかもしれませんが、いきいきとした表情を演出するためには、「眉頭」さえしっかりと描けていれば、印象がぐっとアップします。
眉毛部分にもファンデーションでベースを整えてから、眉山、眉尻、眉頭の三点を柔らかめのペンシルで軽く描いてみましょう。
あとは、ブラシで自然にぼかせば、いきいきとした表情がよみがえります。
まつげがなくなってぼんやり見える目元は、少し濃いめのアイシャドウを上まぶたの淵にライン状に入れるだけでも「目力」を取り戻すことができます。
アイラインを併用すればさらに効果はアップします。
チークとリップで「元気」を演出するマル秘テクニック
保湿重視の「ツヤ肌」と、いきいきした表情を取り戻す「アイメイク」で自分らしさを取り戻したら、仕上げはリップとチークで「元気」をプラスしましょう。
くちびるも乾燥が気になりがちなので、保湿効果の高い口紅やリップグロスでつややかに仕上げましょう。
自分に似合う色であればどんな色でも元気プラス効果はありますが、肌色をくすませてしまう青みの強いピンクや赤、過度にパール感のあるアイテムは避けたほうが無難です。
最後は鏡に向かって「にっこり」笑顔を作ってみて。
ほほ骨の一番盛り上がった部分に、肌になじむ色味のチークを丸く入れ、そのままほほ骨に沿ってこめかみ方面にぼかします。
ホワイトパールのハイライトパウダーがあれば、目とチークの境目に入れると、より「元気」な表情を加えることができるでしょう。
抗がん剤治療で肌状態が悪くなったり、脱毛が進行したりしても、「キレイ」を諦める必要はありません。
外見を整えて、いきいきと日常を送ることで、病と闘う気力を養うこともできるのです。
メイクのポイントをおさえて、抗がん剤治療中もおしゃれを楽しみましょう!